ではここから本題に入りたいと思います。

偽物や欠点は非常に難しく経験も必要ですが大体の精査すべきところについて解説していきます。鑑定の掟と違うのがありますが実際、流通しているような刀剣に想定しているからです。ご了承下さい。

時代を間違わない
良く聞くのが刀剣を始めて日が浅い人が新々刀と古刀を間違えるといったものです。写し物は姿形が非常に似ているので一見同じに見えます。ただ古刀と新々刀では地鉄が全く違うので地を良く見て下さい。古刀は疲れもあるためですがほとんど鍛え肌が出ています。一方、新々刀は製鉄技術の進歩で鉄の成分の違いからか、無地風で柔らかさに欠きます。また本科を超えるまでにいたっていないので古名刀とはやはり差があります。新刀は鎬地に柾目が出る物が多く新刀全般の特徴となっています。
姿は古い物は磨上などでうぶ姿でないものが多いので切先や重ね、帽子で判断して下さい。末古刀〜新刀はおおよそ姿で分類できます。

対策としては古名刀を良く見る、時代別に並べて比べると特に良く分かります。決して新々刀の磨上を古名刀と思って購入しないように気を付けて下さい。